舌低位を改善しよう
「舌低位」聞いたことありますか?
間違った舌の位置は「低舌位」と言います
舌が正しい位置よりも低い位置にある状態です
当てはまる人は要注意!舌低位のチェック
- 舌の横側に歯の跡がついている
- いつも口がポカンと開いている
- 声が小さい
- 滑舌が悪い、発音がしにくい
- クチャクチャと音を立てて食べる
- いびきをかく
- 猫背
などの状態が目立つ場合は、「低舌位」の可能性が考えられます。
舌の位置が低いと影響があることとは?
人間は飲み込む動作を一日に数千回ほど行います。
舌が歯を押す力は歯列矯正でかける力よりも大きく、舌の位置が正しくないことで
歯並びが悪くなることや、顎の位置が動かされていきます
低舌位による悪影響
- 上顎が狭くなるため歯並びが悪くなる
- 顎関節症
- 歯ぎしり、食いしばり
- サ行タ行などの発音がしにくい
- 舌の筋力が下がる
- 顎の位置が変わる
- 気道を狭くして口呼吸になる
- 睡眠時無呼吸症候群
舌先をつける場所
スポット
を意識して歯にあたらないようにつける
舌先はスポットにつけたまま
舌全体を上顎につけるように持ち上げる
鼻でゆっくり呼吸ができれば成功です
発音練習
口と舌を鍛える体操で
パタカラ体操で鍛えることで
食べる・飲み込む機能の向上が期待できます
誤嚥予防にも効果的です
「パ」口唇を閉じる
「タ」口蓋に舌先をつける
「カ」口蓋の奥に舌の根本をつける
「ラ」巻舌にして音を鳴らす
パタカラ体操 第一
単音で発音
「パ」「タ」「カ」「ラ」 1文字ずつ発音する
パタカラ体操 第二
連続して発音
「パパパパパ」「タタタタタ」「カカカカカ」「ラララララ」5回連続して発音する
「パタカラ、パタカラ………」連続して発音する
パタカラ体操 第三
文章で発音
「パ」「タ」「カ」「ラ」が含まれる文章を発音する
「パンダのたからもの」
「パンダ 子パンダ 孫パンダ」
「タヌキ 子ダヌキ 孫タヌキ」
「カラス 子カラス 孫カラス」
「ラッコ 子ラッコ 孫ラッコ」
などパタカラが含まれている文章を繰り返して発音します
舌低位は、老化や筋肉の衰えが原因で起こっています
舌の運動や日々の心がけで舌筋がつけばしっかりと舌の位置は変わります
ぜひセルフケアに取り入れてみてください